2016年3月23日水曜日

ひがしの会 福山エリア【災害想定訓練】を実施致しました。

平成28323日(水)
 

災害想定訓練を実施致しました。

フィリピン海プレートとアムール プレートとのプレート境界の沈み込み帯である南海トラフ沿いが震源域と考えられている 巨大地震を想定した災害訓練を実施致しました。


福山北消防署の職員の方にも来て頂き、南海トラフ地震が発生した場合による津波の大きさ、津波の到達時間に関しても教えて頂きました。福山市においては、最大で津波の高さが3メートル以上である事。鉄筋コンクリート建ての建物に3~4階以上に避難をする必要がある事。津波の到達時間は、1時間~1時間30分で押し寄せてくる事を学びました。毎年、研究データが更新されているとの事でした。その為、最新の情報を確認しておく事が一歩目の行動をより迅速に行う事にも繋がり、とても重要な事と感じました。

また、AEDの使用方法指導・簡易タンカの作り方の指導をして頂きました。

他にも、発電機を運転させて、電気が通っているか・非常時に炊き出しができるかという項目にて、実践を行いました。地域の方々にも来所して頂きました。福山エリアからは各事業所責任者も集まり、避難誘導に参加しました。



               訓練時の様子です。
 
地震による火災発生に伴い、初期消火活動を実施しました。初期消火失敗となり、火災報知器作動し、火災通報装置にて消防隊へ通報しました。
 
 
実際に、車椅子を使用されているお客様を、3名の職員で2階まで避難誘導を実施しました。お客様も真剣な眼差しで、参加をして下さいました。

 

        
 
避難誘導中に、お客様(模擬)意識レベル低下(意識消失)と想定し、AED使用しました。
音声に合わせて、実施致しました。その後、2階へ誘導をさせて頂きました。
 
 
消防隊の方より、AEDの使用方法・簡易タンカの作り方を教わりました。
簡易タンカの作り方では、身近な物として、毛布・もの干し竿を用いました。
強度もあり、比較的安心できる物でした。「いざ」という時には、活用できる物でした。
 

 
 
      発電機を運転させて、ドライヤーを使用しました。その際の様子です。

 

 
 


炊き出し訓練では、カセットコンロを準備しご飯を炊きました。災害時には、何もない状況に陥ります。備蓄準備を行い、定期的な確認も行うように進めていきたいと思います。
 
 
 
 
 
    
 
美味しく炊き上がり、おにぎり・お味噌汁ができました。
実際の災害時には、何処まで出来るかわかりませんが、毎年訓練を実施していく事で、
少しでも、スムーズに動けるようにしていきたいと思いました。
 
福山という地域は、本当に良い所です。地震・災害という事が少ない地域だと思います。
春も近づいてきて、陽気な気候となり、本当に有難い気候となりました。
だからこそ、自然の猛威について考えておく必要があると思いました。
今回の訓練を忘れずに、【自然災害】という事を日頃から頭の片隅に入れて
毎日の生活が出来る事への感謝の気持ちも持ちながら、過ごしていきたいと思いました。
 
地域の方々にも、ご参加頂きました。本当にありがとうございました。
改めて地域貢献出来る施設作りを目指していく事の重要性も学ぶことが出来ました。
 
 
 
 
 
春が近づいてきました。。。少しだけ、春の様子を感じて頂ければと思います。


  





                              平成28年3月23日(水) 担当者:池田

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